化石へのとめどなく溢れる愛が止まらない化石ガール(解説員さん)がやって来た!

太古の息吹を感じる化石。

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化石とは、過去の生物の体または生活の痕(あと)が地層中に保存されたものです。

貝殻、骨、葉、微生物の骨格など様々な生物の体の化石があります。

(中略)

 

化石は、その生物の情報だけではなく、生命の進化、大地のおいたち、地層の時代、化石が生きていた時代の環境など、様々なことを語ってくれます

化石とは何か 化石のでき方 – 第42回特別展大化石展より

人類が地球上に誕生するはるか昔、何千年、何万年、あるいは何億年という長い年月がかかってできた化石。

ロマンを感じますね。

そんな化石と下甑島北端の集落、鹿島。

アクアス島内ツアー2先日国定公園にも指定された鹿島の断崖。その断崖を構成しているのが、中生代・白亜紀後期の約8,000万年の地層で姫浦層群(ひめのうらそうぐん)と呼ばれています。(甑島の白亜紀から古第三紀層にかけては地層が平成21年5月に「日本の地質百選」に選定されているそう。)

そんな下甑島の北端、鹿島ではなんと化石が沢山発掘されているんです。

肉食恐竜や、アンモナイトやワニ、貝だけでなくなんとアジアで3例目という珍しいケラトプス類の化石も見つかりました。

なので、薩摩川内市の鹿島支所には化石の展示スペースがあります。

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大きな恐竜のパネルもあるのです。

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場所はここ。駐車場もあります。(役場なので、土日祝はお休みです。)

ただ、今までは展示と解説があるだけなのでちょっと難しい。

解説文を読んで情報を頭に入れることで「ふむふむ」となっても、なかなか次の「おお~」という感動や「わあ!」という驚きの段階にはいきづらかったんです。

ですが、ですが…!!

化石ガール、キター!

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こちらの笑顔が素敵な女性が、今年度から鹿島支所に赴任された三宅さん。

後ろのポスターは三宅さんが大学院の時に行なった鹿島の化石に関するポスターセッションの資料です。

そう、鹿島の化石を研究なさっていた専門家!!!

「鹿島に素敵な化石に詳しいお姉さんがきたらしいよ」という言葉を聞きつけ、早速訪ねてみたところ「ぜひ!」と詳しい解説をしていただきました♪

感想は…「鹿島の化石、すごい!!!」の一言に尽きます。

やっぱり文字を読むだけでなく、三宅さんの熱い化石への愛がこもった解説がはいると驚きや感動が直接伝わってきます。

 

せきこ

「三宅さん、ここの展示されている化石の中で一番三宅さんが『萌える』化石はどれですか?」

 

三宅さん

「えーっとですね、どれも素敵なんですけど特にこの貝、アピオトリゴニアかこっちのイノセラムスの、ここが…!」

「アピオトリゴニア属のイムテンシスって、ここ鹿島の『藺牟田(いむた)』が名前の由来なんですよ~!」

「普通化石って貝がそのまま石のようになっていると思うんですけど、貝殻はそこが腐って風化してしまって。

 痕が残っているのでそこにこういったものを流し込んで型を採るんです。」

「海の生き物の化石と陸の生き物の化石が、ここは両方出るんですけどそれって珍しくって貴重なんです。

 なんで貴重かというと海の生き物って陸の生き物に比べて、海流に乗って広い範囲に分布していて。

 それが世界で地層の年代を決める基準の一つになっていて。

 両方出るっていうことは、それに伴って陸の生き物の生きていた年代も特定しやすくって…!」

 

…あふれ出る知識と愛!

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観光でいらっしゃった方への展示解説は、ツアーのお客様や個人の方にも大好評!

屋外等で化石の調査もされるらしく、支所以外にいらっしゃる場合もあるので「三宅さんの解説を聞きたい!」という方はお問い合わせされるのがオススメです♪

薩摩川内市教育委員会鹿島教育課→TEL:09969-4-2524

素敵な笑顔と化石の奥深さに出会ってみてください★

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せきこ

下甑島地域おこし協力隊
旅行代理店を経て東シナ海に浮かぶ下甑島の地域おこし協力隊に。 観光案内所のスタッフと観光商品や特産品の開発をしつつ、観光と地域の良い関わり方を模索中。

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